ほうらくじ 【法楽寺】 桃太郎ゆかりの地 孝霊天皇の⿊⽥廬⼾宮(くろだいおとのみや)跡に建⽴され、聖徳太⼦の開基と伝えられている真⾔宗の寺院。 伽藍坊舎は1207(承元元)年に残らず焼失したが、1222(貞応元)年に再建された。 「⻑禄三年(1459)⼋⽉」の墨書銘をもつ板絵には、盛時の法楽寺の伽藍坊院が描かれている。 室町時代には堂宇数25を数えたが、兵⽕で焼け、現在は本堂1坊のみとなっている。 本尊は⼦安地蔵菩薩⽴像で、僧形地蔵菩薩坐像(室町時代後期)などの古い仏像も所蔵している。 この辺り⼀帯は、古事記や⽇本書紀などで第7代孝霊天皇の宮跡とされており、その皇⼦とされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が桃太郎のモデルと⾔われていることから、この地は「桃太郎誕⽣の地」と呼ばれている。 孝霊天皇を祭る孝霊神社も、明治までは法楽寺の境内にあった。 詳細情報 名称 法楽寺 エリア ⻄部 住所 〒636-0301 奈良県磯城郡田原本町黒田360−2 拝観時間 境内⾃由 駐車場 あり 駐車台数 ⼤型バス不可 【電⾞】近鉄⿊⽥駅から約350m 【⾞】⻄名阪⾃動⾞道郡⼭ICから約7km、約15分 【徒歩】近鉄⿊⽥駅から約5分 【トイレ】なし/近隣︓⿊⽥⼤塚古墳にあり 【拝観料】無料
伽藍坊舎は1207(承元元)年に残らず焼失したが、1222(貞応元)年に再建された。
「⻑禄三年(1459)⼋⽉」の墨書銘をもつ板絵には、盛時の法楽寺の伽藍坊院が描かれている。
室町時代には堂宇数25を数えたが、兵⽕で焼け、現在は本堂1坊のみとなっている。
本尊は⼦安地蔵菩薩⽴像で、僧形地蔵菩薩坐像(室町時代後期)などの古い仏像も所蔵している。
この辺り⼀帯は、古事記や⽇本書紀などで第7代孝霊天皇の宮跡とされており、その皇⼦とされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)が桃太郎のモデルと⾔われていることから、この地は「桃太郎誕⽣の地」と呼ばれている。
孝霊天皇を祭る孝霊神社も、明治までは法楽寺の境内にあった。