らくでんじ

【楽田寺】

中世⽥原本の中⼼地

楽⽥寺は天平年間の創建と伝えられ、興福寺の末寺で元は真⾔宗の寺院でしたが、江⼾時代に融通念仏宗に改宗しています。
室町時代中期までは⽥原本寺と呼ばれ、隆盛を誇ったと伝えられています。
⽥原本駅前の江⼾時代の⾯影を残す町並みの奥にありますが、現在は無住となっています。
所蔵されている「絹本著⾊善⼥⻯王図(けんぽんちゃくしょくぜんにょりゅうおうず)」は室町時代に制作されたと伝わっており、⿓王が雷神・⾬神を伴い、上⽅には⼗⼀⾯観⾳像、下⽅には弘法⼤師坐像を配しています。
寺号の⾬宝⿓王院が⽰すように、善⼥⿓王図は⾬乞い祈願に⽤いられました。
明治の⼲ばつ時にも使⽤され、松明の⽕で焦げた痕が残っています。
現在は県の⽂化財に指定されています。
詳細情報
名称 楽田寺
エリア 中央
住所 奈良県磯城郡⽥原本町堺町
拝観時間 ⾮公開
駐車場 なし
【電⾞】近鉄⽥原本駅/西田原本駅から約350m
【⾞】⻄名阪⾃動⾞道郡⼭ICから国道24号経由、約7km、約15分
【徒歩】近鉄⽥原本駅/西田原本駅から約5分
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