2026/7/9 【お知らせ】
「世界無形文化遺産 能 発祥地 田原本」石碑が田原本駅前に建立されました
令和8年7月8日に田原本駅前広場において、「世界無形文化遺産 能 発祥地 田原本」石碑の除幕式が行われました。
この石碑は、大和磯城ライオンズクラブ結成50周年記念事業として建立されたものです。大和磯城ライオンズクラブは、これまで半世紀にわたり、地域の皆様に支えられながら奉仕活動を続けてこられました。今回の50周年という節目にあたり、田原本町の歴史と文化を次世代へつなぎ、さらに広く発信していく事業として、田原本駅前に石碑が建立されました。
田原本町は、古くから能や猿楽と深いつながりを持つまちです。
資料によると、能は、雅楽・猿楽・田楽などさまざまな芸能をもとに発展し、室町時代には観阿弥・世阿弥親子によって大成された日本を代表する伝統芸能です。平成20年には、能・文楽・歌舞伎が世界無形文化遺産に登録されました。
田原本町においては、聖徳太子が田原本町に居住する渡来系氏族の秦河勝に舞楽を伝授し、奈良時代には朝廷・歌舞者が大和国式下郡村屋邑において舞楽・雅楽の教えを広めたとされています。また、鎌倉時代から南北朝時代、室町時代にかけて、田原本周辺では猿楽や田楽などの芸能が発展し、田原本の歴史の中に深く息づいてきました。
特に、田原本町は能楽にとって重要な地であり、室町時代には観阿弥・世阿弥が猿楽能を大成させた時代背景の中で、この地域との関わりが語り継がれてきました。会長挨拶文の中でも、田原本町は「能楽発祥の地」であり、世界に誇るユネスコ無形文化遺産である能楽のルーツがこの地にあることは、地域にとって大きな誇りであり、未来へ語り継ぐべき貴重な財産であると述べられています。
今回、田原本駅前に建立された石碑は、町を訪れる多くの方々に、田原本町が持つ深い歴史と文化の魅力を知っていただくための新たな玄関口のシンボルとなるものです。通勤や通学で駅を利用される方、観光やまち歩きで田原本町を訪れる方にとって、この石碑が田原本町の歴史にふれるきっかけとなることが期待されています。
また、この石碑の建立は、単なる記念碑の設置にとどまらず、田原本町の歴史文化を未来へ継承し、地域の魅力として発信していく大切な取り組みでもあります。駅前という多くの人が行き交う場所に石碑が設置されたことで、田原本町の文化的価値をより身近に感じていただける機会が生まれました。
大和磯城ライオンズクラブは、この50周年を新たな出発点として、これからの50年、100年も、地域の皆様とともに歩み、豊かな社会づくりに貢献していきたいとの思いを示されています。
田原本町に息づく歴史と文化を未来へつなぐ、新たなシンボル。
田原本駅前にお越しの際は、ぜひ「世界無形文化遺産 能 発祥地 田原本」の石碑をご覧いただき、田原本町が持つ奥深い歴史と文化にふれてみてください。



















